自分の価値を最大化するクオリフィケーション思考を読んで英語勉強について考えた

 

池田哲平 自分の価値を最大化するクオリフィケーション思考を読んでみた。

 

池田氏は叩き上げで外資系の金融を渡り歩き、現在は多くのグローバルリーダーを指導するビジネストレーナーとして活躍されている方だとのこと。

 

本書は以下がテーマとなっている。

 

(表紙に書いてあるままで恐縮ですが、)外資系で出世する人は何を武器にしているのか?41カ国で1万人以上のトップリーダーを育てた著者が語るグローバルエリートは必ず身につけている評価されるための資質とは?

 

 


著者は本書でその評価をされるための資質”クオリフィケーション”を獲得するために、次の4つのことの大切さを説いている。

 

1.働く姿勢・心構えを変える

2.コミュニケーションの方法を変える

3.見た目や振る舞いを変える

4.良い人脈を開く

 

ここでは、上の4つについて書かれている中に英語習得について言及している部分が2箇所あったので、それについて書いてみたい。


1つ目は1.働く心構えを変えてクオリフィケーションを高めるという部分に書かれていた。

 

具体的には TOEICでは必要なクオリフィケーションやグローバルビジネス力が獲得できないため、TOEIC の勉強をするよりも外国人が集まる場所に行けというもの。

 

これは TOEIC がインプットが出来ればできてしまう試験であり、ビジネスでのコミュニケーションにはほとんど使えないということから来ているとのこと。

 

ビジネスで英語を使うにはとにかくアウトプットが大切で、それには外国人が多く集まる場所に行って話してみることが一番だとのことだ。

 


2つ目は2.コミュニケーションを変えてクオリケーションを高めるという部分に出てくる。

 

具体的にはどんなに安くてもフィリピン英語を学ぶなというもの。

 

フィリピン英語を貶める意図はなく、非ネイティブの人々は話す英語の種類によってネイティブスピーカーから無意識に差別・区別されているという現実があり、ある程度話せるようになったらしっかりとして発音を身に付けることが重要になってくるということが語られている。

 

どのような英語を学べばいいのかということについては RP(Received Pronunciaton)がそれになってるということだ。具体的には BBC で話されているような標準英語がそれにあたるとのこと。

 
正直な話、私自身時間単価が安いオンライン英会話(キャンペーンをやっているDMMなど)をやってもいいかな?と最近考えていたところだった。

 

(ただし、アマゾンで本書の書評を見ていたら、フィリピン人の方にも、標準英語をあやっている方もいるということなので、見極めが大切そう。)

 

この本を読んで、自分がどんな英語を目指すべきなのか改めて確認することができたような気がする。

 

BBCの英語、意外と聞き取りやすいので、もっとアメリカ英語っぽいものを学ぼうとしばらくCNNなどの方に浮気していたが、再度Podcastの登録をしてみた。

 

しばらくはBBCの英語が聞き取れ、最低限中学レベルにちょっと毛が生えたぐらいのビジネス英語が口からポンポン出てくるように訓練してゆきたいと思った次第。

 

・・・

ちなみにしばらくの間学習メニューとしては以下のような感じを想定している。

 

■リスニング 

PodcastでBBCとCNN、余裕があればNHKの海外版

 

■ビジネス英会話

ソニー式英会話 英語は3秒で話せ
英会話ペラペラビジネス100
仕事のミニマム英語 直前もの

 

■英単語
アルクのキクタン 600/800/990合本
→これはTOEIC用だが、語彙力が無いと話にならないこともありそうなので単語の丸暗記も進めておこうと思っている。

 

 

コロナの影響で家にこもっている状況なので、英語も意識して学習しておこうと思っている今日この頃です。

 

次はこちらもどうぞ:

www.40english.work

 


自分の価値を最大化するクオリフィケーション思考