40代であっても、一定程度のビジネス英語の備えは必要ですが、外資系への転身という選択肢もあるかと思います。
今日はそんな選択肢を考えるのをサポートしてくれる本の紹介。
小林真美さん著 出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣
英語の勉強のための本ではありますが、日本人が外資系で出世するために把握しておくべきアメリカ人の思考習慣について書かれています。
著者は外資系で就業した後、ビジネスパーソンに英語の個人トレーニングや研修を提供しているビジネス英語のプロだとのこと。普段のレッスンで、ビジネスパーソンに対して語っている内容をまとめたのが本書だとのこと。
ちなみに転職活動時の思考習慣についての注意点についての言及もありました。
以下メモった部分を紹介します。
P37
アメリカ社会では組織にとっても個人にとってもインテグリティーが非常に重要
integtity:言動が一致している
1本スジが通っている
P57
自ら手を挙げて意見を言う姿勢があるかどうかが外資系企業で出世できるかどうかの分かれ目
P69
アメリカ人には自信に満ち溢れた人に対して信頼をする傾向がある
P78
就職や転職の面接では堂々と自己アピールするのが一般的
P83
ゆずれない一線を守りつつ、相手が何かを勝ち取ったと思えるよう配慮する事は重要交渉の重要なポイント
P88
アメリカ人は仕事を進める上で時間を非常に大切にする
P97
日本人がアメリカ人上司から受けるフィードバックの中でも多いのが、「もっと会議で発言して欲しい」というもの
P133
面接を受けるときは、「ポジティブに適切な表現で聞けば、何を質問してもいい」
この本を読んでアメリカ以外の国の人と英語で話す時には何に留意したらいいのか?ということを思ったので(平凡な思考でお恥ずかしい限りですが、)、ちょっとネットで検索して、今度はその国のビジネスマンの論理と思考習慣について考えてみたいと思って早速本を購入した次第です。
会話をするためにその国の人の思考様式を理解するというのはスジの通った話だと思うので、意識的に情報収集を進めてゆきたいと心に決めました。
■出世する人の英語 目次
第1章 あなたが知らない本当のアメリカ人
第2章 こんな日本人は外資系企業で出世できない
第3章 こうすればアメリカ人との仕事が劇的にうまくいく!
第4章 アメリカ人に伝わり、仕事がサクサク進む、英語の極意
第5章 使える英語を学ぶにはコツがいる!
終章 「バイリンガル」はすごくない!
※著者がYouTubeに動画をアップされており、こちらも参考になりそうです。
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